疲れない 「あやか市の動物園」はっぴいえんど

「あやか市の動物園」はっぴいえんど

ブザーの後、「テストお願いします」で始まる。
ベースがドライブ感を出して、歪んだギターの音が絡む。
そこでデュエットのボーカルが始まる。途中のカウベル。
最後カズーでフェイドアウト。
パソコンで作られた音ではない、
楽器の音を最大限生かしたロック。
騒々しい曲だが何回繰り返し聴いても疲れない。
次の曲の前奏曲とも思わせる。

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死とは 「敵タナトスを想起せよ！」はっぴいえんど

「敵タナトスを想起せよ！」はっぴいえんど

タナトスは、死を擬人化した神とか
生に対して用いられる、と調べると書かれている。
死が恐ろしいものと最大限に思っていたのは
いつごろだっただろうか。
人によっては恐ろしくなく、それに近づこうとしてしまう。
必ず死は誰に対してもやってくるというのを、やがて自覚する。
自分は無限の可能性があり、なんでもできると考える年代は
それを止めてしまう死が怖ろしくなる。
もう一度、死を真剣に考えるべきか。

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エンジン音「飛べない空」はっぴいえんど

「飛べない空」はっぴいえんど

米軍基地の近くに住んでいたので
ジェット機のエンジン音を思い出す。
離着陸の時の轟音ではなく、
冬の夜エンジンのアイドリングがずっと鳴り響いている音。
それは、重くのしかかる強いもので、
それから逃れられないと考えてしまう。
いつか青い空へ飛び立とうという思いさえも遮られる。

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脱皮前 「しんしんしん」はっぴいえんど

「しんしんしん」はっぴいえんど

詩を書く宿題が出たとき、雪が降った。
ほとんどの人は雪のことを書いた。
純粋な白、雪を汚すことの悲しさなど
同じような内容だった。
松本隆の詩は、これを書いた時は
脱皮前のように、すばらしい羽根を見せる前のような気がする。

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見つからない「かくれんぼ」はっぴいえんど

「かくれんぼ」はっぴいえんど

これは林静一の世界。
会話がなく静かなのに
たくさんの言葉が空中を行き交っている。
正しく適切な行動を見つけようとするが
その正解はどこにも無い。
ゆっくりと時が流れていく。
鬼が見つけることのないかくれんぼ。

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どこに連れて行かれるのか 「春よ来い」はっぴいえんど

寒く重い正月の風景が浮かび、永島慎二のマンガの世界に入り込む。
イントロから流れるファズの効いたエレキギター。
アルバムの1曲目は、どこの世界に連れて行かれるのだろうと不安な気持ちになる。
報われない世界に入っていくための序曲のようだ。

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爽快になるけど Youtube「リトルグリーモンスター 限定配信」

Youtube「リトルグリーモンスター　限定配信」

2021年9月22日21時配信
2021年9月25日19時配信

2021年1月28日と4月18日のライブダイジェスト版が配信された。
どちらも最新アルバムのバージョン違いでフルバージョンが見られる。
彼女たちのライブを見ると（生では見たことはない）
一人ひとりの役割で歌いつないでいく姿が爽快である。
この2回のライブは一人メンバーがお休みしているので
爽快になるけど、少し寂しさがある。
また、休んでいるメンバーを補う姿が惹きつけられる。
テレビでの歌唱でも彼女たちを見ていると元気になる。

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旅の終わりは盛大なパーティー 1985年 Nineteen Hundred and Eighty Five

「Band on the Run」Paul McCartney & Wings

10曲目　1985年 Nineteen Hundred and Eighty Five

ピアノではじまり
大団円を迎える

まるで
旅の終わりの盛大なパーティーのように

なんでもあり？ ピカソの遺言 Picasso's Last Words (Drink to Me)

「Band on the Run」Paul McCartney & Wings

9曲目　ピカソの遺言 Picasso's Last Words (Drink to Me)

盛り上がる

次々に曲が展開していく

Jetが
出てくる

そして
Ho Hey Ho
のかけ声も

乾杯！

この、ノリが大好き 愛しのヘレン Helen Wheels

「Band on the Run」Paul McCartney & Wings

8曲目　愛しのヘレン Helen Wheels

この１曲を聞きたくて
このアルバムを買った

結果的には
このアルバム自体が好きになった

中袋の歌詞カードをみると
この曲の
歌詞がない

イギリス盤と共通にしているのか
それが物足りなかった

この曲の
ドライブしている感覚
がたまらない

旅のアルバムに一番あっているかもしれない