違和感の無い 「抱きしめたい」はっぴいえんど [音楽]
「抱きしめたい」はっぴいえんど
レコードと違和感の無い演奏だ。
むしろライブで作り上げたものをレコードにしたのかもしれない。
鈴木茂のギターはテレキャスターなのか、
ファーストアルバムのような乾いた音がしている。
寒い色 「氷雨月のスケッチ」はっぴいえんど [音楽]
「氷雨月のスケッチ」はっぴいえんど
鈴木茂のギターが特徴的、そしてボーカルを取っている。
大瀧詠一がかぶせるサビ、それに続く間奏のギター。
全体をうねらせているベース。ドラムのハイハット。
どれも寒い色に染まっている。
色づける 「夏なんです」はっぴいえんど [音楽]
「夏なんです」はっぴいえんど
イントロの鈴木茂のギターではじまり、この曲の世界に引き込まれる。
ライブでの細野晴臣の声の中でも特に響きが心地よい。
単純なリズムのようでも、松本隆のドラムは曲に色づける。
はつぴぃえんど 「はいからはくち」はっぴいえんど [音楽]
「はいからはくち」はっぴいえんど
レコードジャケットを撮影するために見ると
「ライブ・はつぴぃえんど」と書いてあるのに気づいた。
確認するためレコードレーベルを見ると
「ライブ！！はっぴいえんど」と書いてある。
以前聴いていたレコードを聞き直すと思いがけない発見があるものだ。
この「はいからはくち」は、スローテンポから始まり
アップテンポに移行する。
演奏も良いが特に大瀧詠一のボーカルはこの曲にぴったりで声が楽器のように
聞こえ全体を包んでいる。
このリズム 「さよならアメリカさよならニッポン」はっぴいえんど [音楽]
「さよならアメリカさよならニッポン」はっぴいえんど
はじめて聞いた時、なんだこのリズムは！とぶっ飛んだ。
何度聞いても不思議な気持ちになり引き込まれる
繰り返しの中でいろんな楽器が色とりどりに暴れる。
居眠り 「外はいい天気」はっぴいえんど [音楽]
「外はいい天気」はっぴいえんど
3月ごろのまだ少し寒いなか、部屋の中でゆっくり時が過ぎていく。
いい天気だけど外よりも中の方の気持ちよさが勝って
気が付くと居眠りをしている。
パッコン 「田舎道」はっぴいえんど [音楽]
「田舎道」はっぴいえんど
舗装していないほこりっぽい道を走っているような気持になる。
ギターのパッコンパッコンの音は
ロギンズアンドメッシーナのジムメッシーナのギターを思い起こす。
西海岸の音だ。
よりアメリカ 「相合傘」はっぴいえんど [音楽]
「相合傘」はっぴいえんど
このアルバムの中では以前のはっぴいえんど色を残している。
アルバムの他の曲のようにアメリカ西海岸の明るい気候を
思い出すのと異なり、アメリカフォークミュージックの泥臭さが
出ているところが、よりアメリカを感じる。
歌詞よりも 「さよなら通り3番地」はっぴいえんど [音楽]
「さよなら通り3番地」はっぴいえんど
ギターの音色がこれまでのはっぴいえんど色を残している。
鈴木茂のボーカルは彼のソロアルバムBAND WAGONを予感させる。
はっぴいえんどには珍しく歌詞よりも曲の印象が強い。
ホーンが入っているせいか？
持っていく先のない 「無風状態」はっぴいえんど [音楽]
「無風状態」はっぴいえんど
イントロのギター低音の響き
それに続くベース。
無風状態の中の心の動きを表しているようだ。
持っていく先のない気持ちを
「風がなけりゃ、ねえ船長」ということで解消しているのか。
