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アニメの可能性 「天気の子」 [映画]

「天気の子」
テレビ朝日2021年1月3日放送

風景描写が空撮実写を見ているようだ。
雨のしずくは、本物をスローモーションで見た時のような表現。
一方、登場人物が従来の2次元アニメみたいで現実に引き戻される。
これだけの表現ができると、頭の中で描いたものが
そのまま画像に変換されて示すことができる。
表現手段として、アニメの可能性を感じた。
タグ:アニメ
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いつまで経っても 「パラサイト 半地下の家族」 [映画]

「パラサイト 半地下の家族」

日本テレビ 金曜ロードショー
2021年1月8日放送

いつまで経っても抜け出せない貧困があるのかもしれない。
それを抜け出そうとした家族の物語。
原作はマンガなのか、と思うように、
現実と非現実の狭間にある話。
ネタバレにならないように書くのは難しい。
見終えた時、スッキリしたのかしないのか
自分でもわからなかった。
このモヤモヤの表現方法として、
以前のように作品に対して、点数を付けたくなった。
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日本映画だな 映画「告白」 [映画]

映画「告白」

東宝2010年作品

監督・脚本 中島哲也
原作 湊かなえ
出演者 松たか子、岡田将生、木村佳乃

104分の作品で描いた内容がすばらしい。
この時間で重い事を表現できるのが映画だ。
監督と脚本の中島哲也の力量だ。
ネタバレになるので内容にはほとんど触れないが
松たか子と木村佳乃の演技と同様に心に残ったのは
橋本愛である。見る機会があったら着目して欲しい。
本作品のような物語は日本映画だから表現できるものだと思う。
海外でも公開されているが、出来上がった作品は日本以外でも評価されるものだと思う。
大型スペクタクル物はハリウッドに任せて、日本映画が得意な分野で
世界に進出して欲しい。
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外れていない 映画「男はつらいよ」第1作 [映画]

映画「男はつらいよ」第1作

BSテレ東 2021年10月9日放送

男はつらいよシリーズはたくさん見てきた。
しかし、第1作は見たことがなかった。
前回の全話放送の時も
開始時期を逃して3作目から見たと思う。
第1作を見ると、ずっと続くシリーズの内容が
この作品を踏襲して決して外れることなく
物語が構成されていることがよくわかった。
キャラクターづくりがしっかりしているから
これだけ長期に映画が作られてきたのだろう。
映画でも小説でも登場人物の表面だけでなく
内面までしっかり作り上げることが
人を魅了させるコツなのだろう。
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鼻の穴 映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」第36作 [映画]

映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」第36作

ヒロインは栗原小巻。
美人だと思うけど、アップになると鼻の穴の大きさが気になる。
彼女に限らず、ドラマなどで顔のパーツが気になると
そこばかり見てしまい、ストーリーが入ってこなくなる。
男はつらいよは、話の流れはどれも同じようなので良いが
サスペンスなどでは困ったことになる。
何か良い方法はないものか。
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層の厚さ 映画「ラ・ラ・ランド」2016年アメリカ [映画]

映画「ラ・ラ・ランド」2016年アメリカ

2021年1月2日放送

この映画を見ようと思って録画したままになっていた。
予告編などで 高速道路の上での大人数のシーンが頭にあり
ストーリーがどのようなものか全く解らなかった。

ストーリーよりキャストの芸達者に感心した。
歌って踊って楽器も弾いて演技する。
エンターテインメント業界の層の厚さに改めて感心する。
日本では誰が演じることができるだろうか。
松たか子は踊れたかな?
三浦大知は楽器が弾けたかな?

楽しめた映画であった。

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樋口可南子って! 映画「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」第35作 [映画]

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾

この作品は1985年公開された。
樋口可南子がヒロイン。
爽やかな印象があり、以前観た彼女の作品からは意外だった。
それは、彼女が出演した映画「北斎漫画」で女性の魅力を
前面に出していた。
それが1981年の作品だった。
てっきり前後逆だと思っていた。
樋口可南子という女優の役作りにあっぱれである。

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声が色っぽい 映画「男はつらいよ 真実一路」 [映画]

男はつらいよ 真実一路 第34作

監督
 山田洋次

キャスト
 渥美清
 大原麗子
 米倉斉加年

BSテレビ東京20周年として2020年に男はつらいよシリーズを放送していた。
これは34作目2020年11月21日放送を録画したものを見た。
ずっと男はつらいよを見ていたが、水戸黄門パターンの作品は
続けて見ると辛くなる。
パターンが辛いというのもあるが、車寅次郎の思考と行動が身につまされて
同情を通り越して拒否反応に近いものになってくる。
この作品の救いは、大原麗子の声である。
彼女は最後、どんな気持ちだったのだろうと、映画を離れて考えてしまう。

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映画の色 映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』 [映画]

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』

採点:66点

監督:中村義洋

キャスト:
竹内結子
阿部寛
堺雅人
羽田美智子

楽しめた。特に堺雅人の演技が良かった。
堺雅人がこの映画の色を染めた。そして羽田美智子が
その色を引き立てる役割をしている。
ともすればテレビのような映画になってしまいそうなストーリーだが
確実に映画の作り方をして成功している。

2009年21本目(6/4)

かろうじてバランスが取れた 映画『長崎ぶらぶら節』 [映画]

映画『長崎ぶらぶら節』

採点:65点

監督:深町幸男

キャスト:
吉永小百合
渡哲也
高島礼子
原田知世

吉永小百合の映画は、その存在感で映画のバランスを壊してしまうときがある。
「まぼろしの邪馬台国」などがその例になるだろう。
この映画は渡哲也がかろうじてバランスを取る役割を演じている。
この映画はそのストーリーというより画面でどんなことを
感じるかが重要だ。日本映画の良き伝統を受け継いでいる。

2009年20本目(5/31)

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