アニメの可能性 「天気の子」 [映画]
「天気の子」
テレビ朝日2021年1月3日放送
風景描写が空撮実写を見ているようだ。
雨のしずくは、本物をスローモーションで見た時のような表現。
一方、登場人物が従来の2次元アニメみたいで現実に引き戻される。
これだけの表現ができると、頭の中で描いたものが
そのまま画像に変換されて示すことができる。
表現手段として、アニメの可能性を感じた。
テレビ朝日2021年1月3日放送
風景描写が空撮実写を見ているようだ。
雨のしずくは、本物をスローモーションで見た時のような表現。
一方、登場人物が従来の2次元アニメみたいで現実に引き戻される。
これだけの表現ができると、頭の中で描いたものが
そのまま画像に変換されて示すことができる。
表現手段として、アニメの可能性を感じた。
タグ:アニメ
いつまで経っても 「パラサイト 半地下の家族」 [映画]
「パラサイト 半地下の家族」
日本テレビ 金曜ロードショー
2021年1月8日放送
いつまで経っても抜け出せない貧困があるのかもしれない。
それを抜け出そうとした家族の物語。
原作はマンガなのか、と思うように、
現実と非現実の狭間にある話。
ネタバレにならないように書くのは難しい。
見終えた時、スッキリしたのかしないのか
自分でもわからなかった。
このモヤモヤの表現方法として、
以前のように作品に対して、点数を付けたくなった。
日本テレビ 金曜ロードショー
2021年1月8日放送
いつまで経っても抜け出せない貧困があるのかもしれない。
それを抜け出そうとした家族の物語。
原作はマンガなのか、と思うように、
現実と非現実の狭間にある話。
ネタバレにならないように書くのは難しい。
見終えた時、スッキリしたのかしないのか
自分でもわからなかった。
このモヤモヤの表現方法として、
以前のように作品に対して、点数を付けたくなった。
日本映画だな 映画「告白」 [映画]
映画「告白」
東宝2010年作品
監督・脚本 中島哲也
原作 湊かなえ
出演者 松たか子、岡田将生、木村佳乃
104分の作品で描いた内容がすばらしい。
この時間で重い事を表現できるのが映画だ。
監督と脚本の中島哲也の力量だ。
ネタバレになるので内容にはほとんど触れないが
松たか子と木村佳乃の演技と同様に心に残ったのは
橋本愛である。見る機会があったら着目して欲しい。
本作品のような物語は日本映画だから表現できるものだと思う。
海外でも公開されているが、出来上がった作品は日本以外でも評価されるものだと思う。
大型スペクタクル物はハリウッドに任せて、日本映画が得意な分野で
世界に進出して欲しい。
東宝2010年作品
監督・脚本 中島哲也
原作 湊かなえ
出演者 松たか子、岡田将生、木村佳乃
104分の作品で描いた内容がすばらしい。
この時間で重い事を表現できるのが映画だ。
監督と脚本の中島哲也の力量だ。
ネタバレになるので内容にはほとんど触れないが
松たか子と木村佳乃の演技と同様に心に残ったのは
橋本愛である。見る機会があったら着目して欲しい。
本作品のような物語は日本映画だから表現できるものだと思う。
海外でも公開されているが、出来上がった作品は日本以外でも評価されるものだと思う。
大型スペクタクル物はハリウッドに任せて、日本映画が得意な分野で
世界に進出して欲しい。
外れていない 映画「男はつらいよ」第1作 [映画]
映画「男はつらいよ」第1作
BSテレ東 2021年10月9日放送
男はつらいよシリーズはたくさん見てきた。
しかし、第1作は見たことがなかった。
前回の全話放送の時も
開始時期を逃して3作目から見たと思う。
第1作を見ると、ずっと続くシリーズの内容が
この作品を踏襲して決して外れることなく
物語が構成されていることがよくわかった。
キャラクターづくりがしっかりしているから
これだけ長期に映画が作られてきたのだろう。
映画でも小説でも登場人物の表面だけでなく
内面までしっかり作り上げることが
人を魅了させるコツなのだろう。
BSテレ東 2021年10月9日放送
男はつらいよシリーズはたくさん見てきた。
しかし、第1作は見たことがなかった。
前回の全話放送の時も
開始時期を逃して3作目から見たと思う。
第1作を見ると、ずっと続くシリーズの内容が
この作品を踏襲して決して外れることなく
物語が構成されていることがよくわかった。
キャラクターづくりがしっかりしているから
これだけ長期に映画が作られてきたのだろう。
映画でも小説でも登場人物の表面だけでなく
内面までしっかり作り上げることが
人を魅了させるコツなのだろう。
鼻の穴 映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」第36作 [映画]
映画「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」第36作
ヒロインは栗原小巻。
美人だと思うけど、アップになると鼻の穴の大きさが気になる。
彼女に限らず、ドラマなどで顔のパーツが気になると
そこばかり見てしまい、ストーリーが入ってこなくなる。
男はつらいよは、話の流れはどれも同じようなので良いが
サスペンスなどでは困ったことになる。
何か良い方法はないものか。
ヒロインは栗原小巻。
美人だと思うけど、アップになると鼻の穴の大きさが気になる。
彼女に限らず、ドラマなどで顔のパーツが気になると
そこばかり見てしまい、ストーリーが入ってこなくなる。
男はつらいよは、話の流れはどれも同じようなので良いが
サスペンスなどでは困ったことになる。
何か良い方法はないものか。
層の厚さ 映画「ラ・ラ・ランド」2016年アメリカ [映画]
映画「ラ・ラ・ランド」2016年アメリカ
2021年1月2日放送
この映画を見ようと思って録画したままになっていた。
予告編などで 高速道路の上での大人数のシーンが頭にあり
ストーリーがどのようなものか全く解らなかった。
ストーリーよりキャストの芸達者に感心した。
歌って踊って楽器も弾いて演技する。
エンターテインメント業界の層の厚さに改めて感心する。
日本では誰が演じることができるだろうか。
松たか子は踊れたかな?
三浦大知は楽器が弾けたかな?
楽しめた映画であった。
2021年1月2日放送
この映画を見ようと思って録画したままになっていた。
予告編などで 高速道路の上での大人数のシーンが頭にあり
ストーリーがどのようなものか全く解らなかった。
ストーリーよりキャストの芸達者に感心した。
歌って踊って楽器も弾いて演技する。
エンターテインメント業界の層の厚さに改めて感心する。
日本では誰が演じることができるだろうか。
松たか子は踊れたかな?
三浦大知は楽器が弾けたかな?
楽しめた映画であった。
タグ:ミュージカル
樋口可南子って! 映画「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」第35作 [映画]
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
この作品は1985年公開された。
樋口可南子がヒロイン。
爽やかな印象があり、以前観た彼女の作品からは意外だった。
それは、彼女が出演した映画「北斎漫画」で女性の魅力を
前面に出していた。
それが1981年の作品だった。
てっきり前後逆だと思っていた。
樋口可南子という女優の役作りにあっぱれである。
この作品は1985年公開された。
樋口可南子がヒロイン。
爽やかな印象があり、以前観た彼女の作品からは意外だった。
それは、彼女が出演した映画「北斎漫画」で女性の魅力を
前面に出していた。
それが1981年の作品だった。
てっきり前後逆だと思っていた。
樋口可南子という女優の役作りにあっぱれである。
声が色っぽい 映画「男はつらいよ 真実一路」 [映画]
男はつらいよ 真実一路 第34作
監督
山田洋次
キャスト
渥美清
大原麗子
米倉斉加年
BSテレビ東京20周年として2020年に男はつらいよシリーズを放送していた。
これは34作目2020年11月21日放送を録画したものを見た。
ずっと男はつらいよを見ていたが、水戸黄門パターンの作品は
続けて見ると辛くなる。
パターンが辛いというのもあるが、車寅次郎の思考と行動が身につまされて
同情を通り越して拒否反応に近いものになってくる。
この作品の救いは、大原麗子の声である。
彼女は最後、どんな気持ちだったのだろうと、映画を離れて考えてしまう。
監督
山田洋次
キャスト
渥美清
大原麗子
米倉斉加年
BSテレビ東京20周年として2020年に男はつらいよシリーズを放送していた。
これは34作目2020年11月21日放送を録画したものを見た。
ずっと男はつらいよを見ていたが、水戸黄門パターンの作品は
続けて見ると辛くなる。
パターンが辛いというのもあるが、車寅次郎の思考と行動が身につまされて
同情を通り越して拒否反応に近いものになってくる。
この作品の救いは、大原麗子の声である。
彼女は最後、どんな気持ちだったのだろうと、映画を離れて考えてしまう。
映画の色 映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』 [映画]
映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』
採点:66点
監督:中村義洋
キャスト:
竹内結子
阿部寛
堺雅人
羽田美智子
楽しめた。特に堺雅人の演技が良かった。
堺雅人がこの映画の色を染めた。そして羽田美智子が
その色を引き立てる役割をしている。
ともすればテレビのような映画になってしまいそうなストーリーだが
確実に映画の作り方をして成功している。
2009年21本目(6/4)
採点:66点
監督:中村義洋
キャスト:
竹内結子
阿部寛
堺雅人
羽田美智子
楽しめた。特に堺雅人の演技が良かった。
堺雅人がこの映画の色を染めた。そして羽田美智子が
その色を引き立てる役割をしている。
ともすればテレビのような映画になってしまいそうなストーリーだが
確実に映画の作り方をして成功している。
2009年21本目(6/4)
かろうじてバランスが取れた 映画『長崎ぶらぶら節』 [映画]
映画『長崎ぶらぶら節』
採点:65点
監督:深町幸男
キャスト:
吉永小百合
渡哲也
高島礼子
原田知世
吉永小百合の映画は、その存在感で映画のバランスを壊してしまうときがある。
「まぼろしの邪馬台国」などがその例になるだろう。
この映画は渡哲也がかろうじてバランスを取る役割を演じている。
この映画はそのストーリーというより画面でどんなことを
感じるかが重要だ。日本映画の良き伝統を受け継いでいる。
2009年20本目(5/31)
採点:65点
監督:深町幸男
キャスト:
吉永小百合
渡哲也
高島礼子
原田知世
吉永小百合の映画は、その存在感で映画のバランスを壊してしまうときがある。
「まぼろしの邪馬台国」などがその例になるだろう。
この映画は渡哲也がかろうじてバランスを取る役割を演じている。
この映画はそのストーリーというより画面でどんなことを
感じるかが重要だ。日本映画の良き伝統を受け継いでいる。
2009年20本目(5/31)