この重さがATG 映画『心

映画『心』

採点：８０点

監督：新藤兼人
キャスト：
松橋登
辻萬長
杏梨
乙羽信子

原作 夏目漱石「こころ」

「こころ」をどのように映画化するのかと
興味深く思って見た。

１９７３年製作だから
ヒロイン杏梨の雰囲気が７０年代で
日活ロマンポルノを思い出させる。

乙羽信子の表情だけの演技が
怪しさを通り越し
恐ろしさを出している。

２００９年９本目（1/24)

ウッディ・アレンだったんだ 映画『Vicky Cristina Barcelona』

映画『Vicky Cristina Barcelona』

採点：７２点

監督：ウッディ・アレン
キャスト：
ペネロペ・クルス
フアン・アントニオ
スカーレット・ヨハンソン
レベッカ・ホール

飛行機の中で見た。
予備知識がなくB級のラブ・コメディかと思っていたが、
見るうちに引き込まれていく。
ストーリーは奇抜ではなく演技が現実のように錯覚させられる。
それに、どの女優も魅力的。
あとで、監督がウッディ・アレンと知った。

２００９年８本目（1/21)

されどCG 映画『イーグル・アイ』

映画『イーグル・アイ』

採点：６２点

監督：D.J.カルーソ
製作総指揮：スティーブン・スピルバーグ
キャスト：
シャイア・ラブーフ
ミシェル・モナハン

ハリウッドのアクション映画だね。
ネタばらしになってしまうから
具体的に書けない。

ドリーム・ワークスの作品だから
ほとんどコンピュータ・グラフィックスだと思うけど
実写だったら、膨大な金額がかかってしまう。
楽しめるけど、他の同じような作品との差があるかな？

２００９年７本目（1/21)

重くなってしまうのか？ 映画『東京ソナタ』

映画『東京ソナタ』

採点：５８点

監督：黒沢清
キャスト：
香川照之
小泉今日子

こういう映画が日本映画かも。
小泉今日子の演技がうまければ
もっと良かったのに残念。
代わりに誰が適役かな？
『家族ゲーム』とか
家族をテーマにした作品は重くなるのが
日本の特徴かな？
明るい家族を描いた日本映画はある？
教えて欲しい。

２００９年６本目（1/19)

本物の猫娘に見える！田中麗奈 映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』

映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』

採点：６８点

監督：本木克英
キャスト：
ウエンツ瑛士
北乃きい
田中麗奈
大泉洋
間寛平
室井滋
緒形拳

楽しみました。

子供が見たら
本当に妖怪の世界があるのかと思ってしまう。
まじめに鬼太郎の映画を作っているところが
日本映画のこれからに期待できます。

緒方拳を「ぬらりひょん」で登場させている！

１作目を見る前、
「鬼太郎がウエンツ瑛士？」と疑問がありましたが
２作目ではすっかり違和感がなく見られます。

鬼太郎がピンチになると
「鬼太郎！がんばれー！」と叫びたくなる。

2009年 ５本目（1/19）

鷲尾いさ子が懐かしい 映画『ボクが病気になった理由（わけ）』

映画『ボクが病気になった理由（わけ）』

採点：６５点

「マイ・スウィート・リトル・キャンサー」
監督：鴻上尚史
キャスト：鷲尾いさ子

「ランゲルハンス・コネクション」
監督：大森一樹
キャスト：
名取裕子
ラサール石井

「ハイパーテンション・ロード」
監督：渡邊孝好
キャスト：
中川安奈
大竹まこと

病気をテーマにした３話オムニバス映画。
１９９０年公開作品をケーブルテレビで見た。
それぞれ、ガン、糖尿病、高血圧をテーマにしている。
こういう映画好きです。

「マイ・スウィート・リトル・キャンサー」の女医役、鷲尾いさ子の演技が良い。
コメディーで力が入った役のはまり方が楽しめる。
復帰してくれないかな。

「ランゲルハンス・コネクション」で糖尿病が怖くなってしまった。

「ハイパーテンション・ロード」 の中川安奈も好き。
いらいらした女の演じ方は色気を面に出さない色気があり
気に入りました。出演作を探してみよっと。

２００９年４本目(1/10）

TVドラマだったら良かったのに 映画『イキガミ』

映画『イキガミ』

採点：３５点
監督：瀧本智行
キャスト：
松田翔太

うーん、こういうのが日本映画なんだよなー。
考えさせられる映画を撮ろうとするのはわかるんだけど
楽しさが足りない。
楽しいと言ってもおもしろいという意味の楽しさではない。
ストーリーや細部の仕掛けの作り込みとでもいったもの。

TVドラマだったら良かったのに。

２００９年３本目（1/9）

お気楽！ 映画『マンマ・ミーア！』

映画『マンマ・ミーア！』

採点：６５点
監督：フィリダ・ロイド
キャスト：
メリル・ストリープ
アマンダ・セイフライド

ミュージカルを映画化したもの。
JAL機内で選考上映されたモノ。
ミュージカル映画はなじめない感じを持っていたが
歌はABBAの曲なので抵抗がなかった。
お気楽なストーリーで楽しめた。
邦画でお気楽映画は作り方に力が入りすぎて
うまいモノがあまり思い浮かばない。
その中で『マジック・アワー』は楽しめた。

２００９年２本目（1/7)

映画『インストール』

映画『インストール』
採点　６０点
監督：片岡K
原作：綿矢りさ
キャスト：
上戸彩
神木隆之介

文芸賞を受賞した小説の映画化。
淡々と進むストーリーを映画にしたことが日本映画はまだすてたもんじゃないと思
う。
受賞作品じゃなかったら映画化できたか疑問。内容を表現するのに上戸彩を使ったの
は
正解かもしれない。他にどんな女優が適当だろうか。
もう少し違う描き方があったのではないか。監督の他の作品を見てみたい。

２００９年１本目。